テント上屋の間仕切り壁、間仕切りカーテン新設工事
栃木県さくら市
今回のご依頼は、以前弊社にて建築させていただいた、テント上屋の追加工事ご依頼となります。
お客様のご要望
上屋の周り4面のうち2面を壁に、2面をカーテン式での開閉仕様にしたいとのご相談を受けました。
本体上屋の新築後すぐ、施主様によって物置スペース、洗車スペースと使い勝手を良くするために、いろいろと検討を重ねながら、物を置き始まると、テント倉庫の様に周りに壁があった方がより良い使い勝手になるということになったということでした。
ご提案
ということで、壁を設けたうえでの強度が十分かの検証を行い、カーテン部についてはクロスバー式芯材カーテンとして壁面新設工事見積書を提示させていただきました。
数日後ご発注をいただき、製作スケジュールの調整、施工スケジュールの調整を行い段取り整えました。
施工の詳細
今回カーテン部につきまして、有効開口高が6m弱ということで、通常の芯材式カーテンにしてしまうと、開閉動作に支障が出てしまい、使い勝手の悪い状況が容易に想定できることから、クロスバー式となりました。
開口高4mを超えてくる場合、間口寸法には関係なく、クロスバー式にしておいた方が、開閉動作はしやすいと、経験から考えています。
どうしてもクロスバー式にした場合鉄骨材重量が増えるため、高いものにはなってしまうのですが、現場での使用状況を考え、作業性を考慮いただければ無駄に高いものではないので、今回の案件は施主様にすぐご理解いただくことができました。
芯材下部には落としピンをセットすることから、カーテン間口ぶについては新たに柱間にコンクリートで落としピンがしっかり固定できる様、基礎を打つことに。
今回の施主様は土木、舗装を行っている会社様でしたので、施主様自らコンクリート敷工事を行っていただけ、段取りも非常にスムーズにできました。
完成
テント上屋に新設にてテント壁、芯材式カーテン新設工事は作業員4名、3日間での現場作業となりました。
既存テントに取り付けるためのプレート溶接、梁材固定、塗装、生地張込作業、生地端部現場溶着。
通常であれば弊社テントファクトリーにて行う製作作業の一部を現場で行わなければならないため、若干現場施工時間が長くなります。
施工完了後、施主様ご担当者様より、これなら全く濡れなくなっていいねーと言っていただくことができました。
ありがとうございました。