店舗の室温調整用にビニール間仕切り新設工事

栃木県那須郡那須町伊王野

画像:店舗の室温調整用にビニール間仕切り新設工事

弊社サイトをご覧いただいたお客様から(伊王野道の駅様)店頭で野菜を販売されており、夏場の暑さから野菜の鮮度を保つために、ビニールカーテンで何とかならないかとのご相談を頂きました。

お客様のご要望

  • 野菜売り場の鮮度を保たせる為、エアコンとビニールカーテンで何とかしてもらいたい
  • 正面の入り口には、自動ドアを設置したい
  • 裏手に2か所の出入口もほしい

ご提案

既存の軒先テントの外周すべてを幕材で間仕切りを施工するために、新規で柱をコンクリートで打設して、頑強な設計といたしました。

第一の目的はエアコンで温度調整をすることなので、空気の漏れがない様に間仕切りを設置するため、間仕切りの下部については、全面にわたりアルミ製のフラットバーで地面に固定させることにしました。

これにより、建屋とテントの屋根等の隙間をすべて幕材でふさぐことにより冷気が外に逃げる事がない様に細部にこだわりました。

画像:店舗の室温調整用にビニール間仕切り新設工事

製作・施工から完成まで

今回の現場は「道の駅」なので定休日がありません。そのため、お客様がご来店中の中で施工しなければなりませんので、柱を設置するためのコンクリートの打設に特にお客様への配慮をしながらの作業となりました。

また、既存のテントを支えるための柱の重しの石があるため、新規で設置する幕壁の部分が変形した4角形という特殊な状況で、製作・施工ともに知恵を絞りだしての作業となりました。

これで、エアコンの空気を逃がさず、野菜を新鮮に保つための間仕切りが完成です。

施工作業中に農家の方々が野菜を納品されており「こんなので冷えるんかね~?」と不思議そうにされておりました。

施工が完了してから2週間後に、間仕切り効果の状況をチェックに伺いましたら「十分に冷えてるから、野菜たちが元気にしているよ!」と喜んでいただけました。