工場内にクリアービニールブースの新設工事
栃木県那須郡那須町
今回の案件は以前よりご依頼をいただいている、工場様においてクリアービニールブースの新設工事となります。
工場様の計画段階において、数回お打ち合わせをさせていただき、最終設計を提示させていただきました。
ご発注
ビニールシートの材料を最終決定するにあたり不燃材、防炎材いずれが良いのかについては、所轄消防署に確認し決定しました。
価格交渉を経てご発注をいただきました。
工場様において生産計画を踏まえたうえでの新設工事であるため、工事途中に何か支障が生じたとしても、引渡し期日をずらすことはできない状態でのご発注となりました。
施工準備
工場内に設置するにあたり設置場所を正確に定めるために、丁張を行いお客様のご要望に最大限応じることができる体制で臨みました。
入口からの距離、搬出経路までの距離、隣接作業場までの距離、正確に測量を行って定めました。
施工
施工当日は、材料の搬入においてお客様商品の間をすり抜けた先に搬入口があり、クレーンオペレーターさんも細心の注意を払ってクレーン作業を行ってくれました。
工場の中の天井高も十分確保できる状態ではなかったため、鉄骨フレームの建方はそちらこちらに注意を払いながらの作業でした。
生地の張り込みを行うために、生地を正確にセットしたくとも、クレーン車のブーム張り出し限界より50cm届かず人力での作業を余儀なくされましたが、セットすることもできました。
開放的な環境での作業と違って、あちらこちらに注意を払いながらの作業ではありましたが、無事に完了。
カーテンをセットして完成です。
完成
ご担当者様は再三現場を確認に来られ、順調に仕上がっていく過程を写真に収められておりました。
空調機を入れて温度、湿度を管理するためのブースということで、密閉性を上げたいというご希望を形にするべく、隙間なく仕上げました。
空調機を設置された後に、ダクト類の貫通穴もすべてふさぎ完了となりました。
どうも、ありがとうございました。