製薬工場内クリーンブースの間仕切り膜材張替え

栃木県大田原市

長年お取り引きいただいている商社様から、製薬会社工場内クリーンルームの間仕切り生地張替えのご依頼をいただきました。

画像:クリーンブース

現場確認

製薬工場内の生産ラインのクリーンルームなので、人の出入りに細かいチェックが必要となります。

施工時だけでなく現調の際に工場建屋内に入場するには、まず2重扉を段階的に進み、そこで一度着替えをして、手洗い、消毒後に別室移動します。そこで更に二度目の着替え、消毒、エアーシャワーを経てようやく現場の建屋に到着しいます。

施工現場に入るまでに1時間弱かかる上、施工時間も短時間に限られていますので、施工は迅速にスピーディーな作業が要求されます。

画像:クリーンブース

施工の詳細

クリーンルームの施工を始めるには、細かい埃が入らないように養生を完璧に行います。
まずは、既存の膜材を外しますが、この作業でも少しもホコリ等が落ちないよう慎重に行います。

短時間で確実な作業を要求される現場ですので、作業員にとってもかなりストレスのかかる現場です。
また画像の通り、クリーンブース内を通過する物が多く、すべての箇所に切り込みが必要です。

施工をスムーズに進めるため、現場確認の時点ですべての寸法を慎重に採寸しましたので、間仕切り膜材をすべてピッタリ納めることができました。

画像:クリーンブース

完成

弊社は仕上がり状態にこだわりがあり、切り込み端部の処理もすべての切り込み部をテープにて補強して、現場での切り込み部についてもテープ補強を行いました。

カットした部分が一見しても分からない程、綺麗に補修して納めました。
仕上がりにこだわった仕事の丁寧さに、クライアント様にもとても大変喜んでいただけました。

さらに、サービスとしてカーテン部ランナーを部材を支給頂いた上で、必要箇所全て交換しました。
膜材の仕上がりに満足いただき、これらサービスについてもお礼を言っていただけました。

また、帰り際のご挨拶の時に、来年度予算で別の現場調査もご依頼いただけました。
本当にありがとうございます。

画像:クリーンブース