配送センター倉庫内の間仕切りビニールカーテン新設工事
埼玉県加須市
今回の案件は、某寝具メーカーの新たな配送センターにおける、間仕切りカーテン新設工事となります。
新築物件という事で、図面確認にて見積をさせて頂き、建物の完成後現場採寸となりました。
お客様のご要望
見積の段階においてご希望されていた場所より、間仕切りビニールカーテンをワンスパン手前に移動設置となりましたが、大きな影響はありませんでした。
今回の工事は空調コントロールを目的とした間仕切りカーテンとなります。
我々としてはなるべく隙間を無くした仕上がりを目指したいと考えていましたが、ご担当者様いわく、生地を固定しないで欲しいとの事でした。
実際にこれから使用してみてみないと導線をどのようになるかわかりかねることが理由とのことです。
場合によってはカーテンの位置自体を移設してもらうこともあるかもしれないとのことでした。よって本設置ではあるけれど、仮設的施工方法にしてほしいとのご要望となりました。
製作と施工
実際に現場を確認させていただき、間仕切りビニールカーテンを設置するにあたり、障害となるワイヤー、ナットがあることが判明。カーテンレールをご希望の場所に固定するためには、オリジナルパーツの製作が必須となりました。
オリジナルパーツを設計、製作するうえで、必要な情報として現場のH鋼寸法、厚み、ナット寸法、ワイヤー寸法を正確に計測しました。
今回の現場は、荷下ろし場からの距離があったため、弊社設計担当者に現場応援に来てもらい、設計者自らオリジナルパーツの取付をやってみて、設計通りに収まり安心しておりました。
完成
今回の間仕切りカーテン仕上がりは、フロアーレベルより10mm上にて計画。予定通りに収まり、ビニールカーテン下部隙間が殆んどない状態で仕上げることが出来ました。
現場での取付作業時間は2時間ほどでした。
ご担当者の方は「こんなに早く設置して出来ちゃうもんなんですね」と驚かれていました。
どうもありがとうございます。