既存建屋下屋部の間仕切りカーテン新設工事

栃木県那須郡那須町

画像:既存建屋下屋部間仕切りカーテン

今回の案件は建築会社様より、工場の既存建屋についている下屋部に強風に耐え得る間仕切りカーテンを新設したいのだが、良い方法はないものかとういう相談をいただきました。

画像:既存建屋下屋部間仕切りカーテン

現調とお見積り

現場は那須連山のふもとにある工場北面にあり、冬場の那須おろしという非常に強い風の影響をもろに受ける場所となります。

弊社の前橋営業所では、「赤城おろし」というこれまた強風にさらされる地域での間仕切りカーテンを数えきれないほど施工してきている実績があります。

耐風圧仕様の間仕切りカーテンを設計、製作、施工することは可能ですが、どうしても予算的に通常の間仕切りカーテンより高価になってしまうことをお客様に伝えました。

場所柄、お客様も強雨対策品となると、高価になることには理解があるとのことで、現場確認後設計し、見積もり提示させていただきました。

画像:既存建屋下屋部間仕切りカーテン

施工の詳細

今回採用したのは中間ポール、サイドポール共にアルミ製となります。

スチール製で強度を上げることはもちろん可能ですが、アルミ製ですと強度+柔軟性があるため、トータル的に対候性が上がり、長く使用していただけるメリットがあるからです。

また、お客様のご希望としてスムーズな開閉ということがありました、そこで今回HGレールにベアリング付きランナーを組み込むことで、強度を上げさらに操作性を向上することができました。

通常の外部用間仕切りカーテンより1.5倍程度のコストがかかりますが、耐久性、対候性は格段に上がっています。

画像:既存建屋下屋部間仕切りカーテン

完成

間仕切りカーテンがあるだけで作業効率が格段に上がり、現場スタッフの方から喜びの声を多くいただきました。

これから、長いこと工場スタッフの皆様方のお役に立てることでしょう。
どうもありがとうございました。

画像:既存建屋下屋部間仕切りカーテン