荷捌き場に間仕切り芯材カーテンの新設工事

群馬県富岡市

今回の案件は、現場ご担当者様より2年程前にお電話をいただき見積書を提出させていただきました。
その後、音沙汰無しでしたが、コロナ禍の今改めてご連絡をいただきました。

画像:荷捌き場間仕切り芯材カーテン新設工事

お客様のご要望

ご担当者様が変わり、どうしても荷捌き場の間仕切り芯材カーテンを設置したいということでした。

材料費も変化しているため、改めて見積書を提示させていただくことになりました。

内容としては2年前に提出したものと変わりませんでしたが、強雨風を考慮して鉄骨フレーム強化版として検討いただける様説明させていただきました。

数日後ご発注をいただき、工事スケジュールについても打ち合わせをさせていただきました。

画像:荷捌き場間仕切り芯材カーテン新設工事

現調とご提案

お客様のご意向により2か月後の現場施工となりました。鉄骨下地フレームの作図、製作を行うにあたり、現場の詳細寸法採寸を行うことになりました。

高所作業車で現場に到着し採寸を始めると、6m下から目視確認をしていたらH鋼と思っていた部分がなんとガルバ鉄板であることが判明!!

芯材カーテンを新設するうえで、既存建屋との初めの接点がガルバ鉄板では強度不足となるため、当社計画していた下地をはじめから考え直す必要が出たのです。

施工風景【1】

計画変更

これは大きな問題発生です。
そこは長年積み上げた経験より、即座に仕様変更案をひらめき、変更案を実施するための現調を開始。

強度の問題をクリアーできる確信を得て上で、プランBをはじめから構築となりました。
改めて、プランBにおける詳細寸法採寸開始です。

このタイミングでの施工方法変更はめったにありませんが、今になってみればプランBへの切り替えの早さには自分でも驚きでした。

同席していた弊社設計担当者はもっと驚いていました。

施工風景【2】

施工準備

現場で採寸した寸法を元に鉄骨フレーム、膜材の製作図を作図し、製作図を元にそれぞれを製作します。

カーテンに必要なレール部材を手配し、施工前日にトラックへの荷積みです。
荷積みの際は鉄骨フレーム塗装が剥げないよう、養生を行いながら積み込み作業を行う為、今回くらいの物量で荷積みに半日程度かかります。

画像:荷捌き場間仕切り芯材カーテン新設工事

完成

現場施工は2名の職人で2日間で完成しました。
全ての寸法は予定通りの収まりで納得のいく仕上がりとなりました。

作業終了後お客様の検収を終え無事すべての業務終了となりました。
これで雨天時の荷捌きがスムーズになると大変喜んでいただけました。

どうもありがとうございました。

画像:荷捌き場間仕切り芯材カーテン新設工事