倉庫入り口の間仕切りカーテン新設工事

栃木県下都賀郡野木町

画像:倉庫入り口の間仕切りカーテン新設工事

自動車関係部品を生産されている会社様倉庫入口に、数年前に設置した間仕切りカーテンがあるのですが、軒高が低いため開口工事を行うにあたり、間仕切りカーテンもリニューアルしたいとのご要望です。

画像:倉庫入り口の間仕切りカーテン新設工事

お客様のご相談内容

以前の仕様はどうも使い勝手が悪く、もっといい方法がないものでしょうかというご相談をいただきました。

既存のカーテンというのが、上部、下部ともにワイヤーが張られ、O管を生地に仕込み、ワイヤーをガイドに開閉するという仕様でした。お話を聞いているだけで使い勝手が悪いんだろーなーと感じてしまう程です。

ワイヤー式を採用された経緯があるでしょうから何とも申し上げることはできませんが、使い勝手の良い間仕切りカーテンのご提案はいろいろできますと回答させていただきました。

画像:倉庫入り口の間仕切りカーテン新設工事

現調とご提案

現場に伺いお客様の使用状況を確認し、最終的な提案させていただきました。

アルミ製芯材式カーテンです。

倉庫の搬入口としてご活用されている部分で、内容物を見えないようにしたいということで、膜材はフラット帆布(マース防炎品)を使用としました。マースはテント倉庫などにも多く採用されている膜材となり、今回のような使用環境であればかなり長い時間ご使用いただけます。

アルミ製中間芯材下部には、フランジ落としを各芯材に取り付け、風によるバタつきを押さえます。

サイドポールにはマグネットを仕込み、柱にピッタンとくっ付く様に、マグネットだけでは風による風圧でサイドポールがフリーになってしまう可能性があるため、ひっかけ式ロックの併用しました。

ロックをつけることで、保安面も上がります。

今回の仕様であれば、まず第一に使い勝手が従来の間仕切りカーテンより数段上がります。プラス耐久性、保安面においても格段に上がるのでとてもお勧めです。

価格においても無論上がります。

使い勝手、作業効率、耐久性、保安性を価格に置き換えてトータルでご判断いただければ、割安であるとお考えいただける企業様が多いです。

余談ですが、昨年度に引きつづき、今年度も即時償却対象商品の指定を受けておりますので、経営戦略品としてお使いいただくこともできております。

詳細はお問い合わせください。

画像:倉庫入り口の間仕切りカーテン新設工事

制作から完成まで

今回、柱部にマグネットでサイドポールを固定できるな仕様で製作し、施工していると、柱を固定するアンカーボルトがフランジ落としの位置と、重なってしまうことが判明。

弊社鉄骨部宛に現場でスケッチ画を描き、LINE送信し、超特急で現場に合う特殊金物を製作。

翌日の引き渡しに間に合うようにしました。

画像に収めた通り、フランジ落としのピンが、アンカーボルトに頭部に落ちてもフランジ落としとしての機能を十分発揮できております。

製作した金物を翌日現場溶接しペンキを塗って完了しました。

お客様にもこの特殊金物を迅速に対応いただきありがとうございましたと、連絡をいただくことができました。

どうもありがとうございました。

画像:ビフォーアフター
画像:倉庫入り口の間仕切りカーテン新設工事